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  「ここは大切だから覚えなさい」という言葉は、学校でも予備校でも先生方が頻繁に口にします。しかしながら、生徒にとってはそのような「大事である」事は既に解っているのであり、それらの重要な点がなかなか覚えられないから困っているのです。教科書や参考書に書かれている知識をそのまま披露されても、全く役に立ちません。私はこの様
な教え方を、「知識羅列主義」と呼んでいます。

   この様な知識羅列主義による勉強を強いられては、1000の英語の文章があれば、1000通りの公式を覚えなければならなくなり、このような勉強では必ず限界に来てしまいます。

  代表的な表現に"no more than~" の類の比較表現があります。「たった~」というこれらイディオム的表現は、幾ら一生懸命に暗記しても大抵翌日には忘れてしまいます。やぎぬま塾では『否定辞の作用域』というごく当たり前の概念を導入し、no と not、more と less の概念の違いを理解すれば日本語訳は自然に出てきますので、暗記せずに自然に日本語訳が出てくるように導いています。

  何点か挙げてみましょう。

(ア)以下は高校受験レベルですが、皆さん方はこの様な疑問に、学校や塾では即座に対応してもらえるでしょうか。

 (a) 皆さん方は、現在完了時制と過去時制の違いをしっかりと認識していますか。

 ・He has already gone to school. (彼はもう学校に行ったよ。)
  「彼はもう学校に行ったよ。」という日本語は過去の出来事ではないのですか。「過去」と「現在完了」とはどのように違うのでしょうか。

 (b) 「現在完了は When~?と一緒に用いない」とか「現在完了は特定の過去を表す語(句)と一緒に用いない」と教わりますが、何故だかしっかりと教わっていますが。

 × When has she gone to the United States?
  (彼女はいつアメリカに行ってしまったのですか。)
 × She has gone to the United States two months ago.
  (彼女は2週間前にアメリカに行ってしまいました。)

 (c) 過去進行形は「~していました」と教わったのに、下の例では何故「出かけるところでした」という意味になるのでしょうか。

  ・When he called me, I was just leaving.
  (彼が私に電話をかけてきたとき、私は出かけるところでした。)

(イ) 以下は大学受験レベルですが、「大切だから覚えなさい」とだけ教わり、お経のようにひたすら暗記する事が如何に能率が悪いかを認識しましょう。

  (a) no more than~, etc. の有名な構文ですが、比較級であるにも拘らず、何故「1万円ぽっきり」のような訳になるのでしょうか。 
  ・ He has no more than 10 thousand yen.
   (彼はたった1万円しか持っていません。)

  (b) put a hat on、put on a hat のどちらで可ですが、a hat を it に代えますと put it on は問題ありませんが、put on it は不可です。一体何故なのでしょうか。
 
   勿論発音上の問題も大きいのですが、日本語を母国語とする皆さん方にとっては、次の文の(  )内に、「は」が入るか「が」が入るかの判別は一目瞭然だと思います。

  ・昔々あるところにお爺さんとお婆さん(  )いました。お爺さん(  )山に木を刈りに、お婆さん(  )川に洗濯に行きました。

   英語を母国語とする natives が、put it on を英語と認知し put on it を英語から排除する能力は、将に皆さん方が瞬間的に「が」と「は」を区別する能力と同じなのです。これらの内容を十分に理解する事無しに、ただ暗記するだけの勉強では当然限界が来てしまいます。

   英語を母国語とする natives が生来持ち合わせているこれらの intuition(直感)を獲得すべく、暗記に頼らず概念として理解する事が如何に英語の伸びに関わるかを、やぎぬま塾の体験授業で実感して戴けますよう心よりお待ちしております。