ティーチャー柳沼の「英語のツボ」■
  Bilingual 英語への道:やぎさんの
 Native 英語講座

第21回: 優勝と一等賞  
「あなたが欲しいのはどちら」

 

「優勝する」に相当する英語表現は非常に多く、ちょっと考えただけでも、

capture [claim] the victory
gain [get] the mastery
win a victory [first prize, first place]
take first prize, etc.
等、数え切れないくらいの様々な表現があります。

 

・その他、野球ならば

    get [win] the pennant
    get [win] the championship

相撲の「5月場所」で優勝するならば

    win the May Tournament

サッカーの J リーグのセカンドステージに優勝するならば

    get the J League second-stage title

ゴルフの全米オープンで優勝するならば

    win the U.S. Open

くらいの表現で十分に通じますので、一つの決まりきった言い方を指定出来ないのが、この「優勝する」に相当する英語表現です。勿論どの表現も win を get に換えたり、他の適当な動詞を代用しても通じる場合があることも考えますと、列挙していったらきりがありません。

 

・その中で一つ注意しなければならないのが、「優勝」と「一等賞」は必ずしも同じことを意味するわけではないという事です。

 

・読者の皆さん方の中にも、中学校や高校で「一等賞をとる」=「優勝する」と同じように考え、

win [get] the first prize

と教わった方もいらっしゃると思います。しかしながら、 prize はあくまでも「その賞にふさわしいお金や物品」を言うのであり、「優勝おめでとう」だけですと、結果的に、優勝を讃えることを記してある賞状 ( =紙切れ1枚 ) をもらうだけであり、それが

win [get] (the) first place

になります。

・「ノーベル賞」も誰でもご存知のように the Nobel Prize といい、勿論学術的功績のあった方や世界平和のために献身された方に与えられるのですが、ノーベル賞の贈呈が実施されて以来凡そ1世紀が過ぎた現在、物価水準の上昇から金額がかなり目減りしているとは言っても、矢張り、 Prize の金銭面の重要性は忘れることが出来ません。

 

・最後に次の日本語を英訳して、このコーナーを終りましょう。

→ ( 東京大学名誉教授の小柴氏は、ニュートリノの研究でノーベル賞を受賞しました。 )
Mr. Koshiba, professor emeritus at Tokyo University , won the Nobel Prize for his work with neutrino.


今回はかなり長くなりましたが、如何でしたか。又、次回お会いしましょう。

 

 

『ティーチャー柳沼の英語のツボ』では毎回、かゆいところに手が届く、これぞ英語のツボ!な事柄を紹介しています。