[生徒さんとの勉強の流れ]
(あ)
なぜオンライン授業で成績
   が伸びるのか
(い)中高を通しての勉強の流れ

  小中学生から医学部・東大・難
 
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(2024. 04-15 加筆)
(あ)なぜオンライン授業で成績が伸びるのか
  やぎぬま塾では、最長の生徒さんである現・東京大学大学院生の元生徒さんが11年半と、小中学時代より長く続く生徒さんが多いために、基本的に、英語数学を中心に、物理、化学、古漢文に至るまで(生物を除く)全教科のお手伝いをさせて頂いております。なお最近は、真夜中でも勉強が可能な Skype 等による勉強が殆どとなっています。

教材は授業先取り勉強でも、大学入試問題演習でも、行間を広くとって書き込めるように当該教材や問題を画像処理して生徒さんに提供し、数学でしたら関連事項、関連公式も同時に反芻しながら、英語でしたら発音、アクセントは勿論、同義語、反意語や語彙の意味概念も含めて反芻し、演習しながら、その中に情報を書き込んで行く形式で勉強を進めています。

余談になりますが、偶然にもこの文章を読んで頂いている受験生、高校生に於かれましては、例えば
三倍角はどのように処理しているでしょうか。必要になるたびに「sign(θ+2θ)」を加法定理で展開して作っていては時間が足りなくなってしまいます。また、空間図形においては、点A(a1、a2、a3)、点B(b1、b2、b3)の二点を通る直線の方程式は即座に出てくるでしょうか。空間図形も平面図形も、二点を通る直線の方程式は全く同じ代物であり、やぎぬま塾ではこれらを暗記している生徒さん方は誰もいません。

また、学校の授業ではプリント中心の授業展開が殆どの生徒さんに対しては、授業プリントも画像化して提供して勉強して頂いた結果、近隣の公立高校生は、この勉強法で学年一位になりました。「問題集を見ながらノートに解く」という手法はあまりにも月並みですが、問題集とノートの間にできる距離が、能率を著しく損なっていることを、是非ご理解賜れば幸甚に存じます。要するに、問題は、問題や図が見えている状態で解かなければならないということです。

やぎぬまとの勉強では、予習先取り勉強や、
同範疇の諸表現を同時認識するからこそ学習効果が出る「イディオム総合演習」等の、予習が必用ない勉強を除いて生徒さんに予習をお願いしており、印刷して書き込んだ画像ファイルを写真に撮って送って頂いています。そしてそれを精査して、必要に応じて適宜訂正を促す場合もありますが、予習段階で「どこの部分の理解が十分ではないか」が把握できますので、その部分だけ集中的に補填する演習ファイルも別途作成して送信し、オンライン授業の中で扱っています。

英語長文は、どの語をどの意味で調べたかも教える側にとっては重要な情報源となります。数学においては、生徒さんがどの順序でどのように計算していくかは、
WEBカメラで生徒さん側から送られてくる様子で判断できます。このような他の教場の追随を許さない努力が、生徒さん方の成績の爆上げの原動力となっていることを、ご理解賜れば幸甚に存じます。

(い)中高を通しての勉強の流れ
  閑話休題、主要教科では、数学は数三までは授業の進捗状況を鑑みて、予習先取りを中心に勉強して出来るだけ早く、数三まで終えるようにしています。英語も同様であり、教科書等を扱う場合は、行間を広くとって書き込み欄を設けたファイルを提供して、その隙間に説明を書き込見ながら演習を行うことによって、能率を最大限に上げています。

  また、英語は、高校2年生(5年生)に入ってからは大学入試に焦点を当てた勉強に移行します。(
(あ)の復唱となりますが)流れとしましては、生徒さんに過去問題を中心とした課題教材を送信して予習を行って頂き、それを写真に撮って送って頂いています。そしてそれを印刷して詳細に拝見させて頂き、必要に応じてメールにより訂正をお願いしたり助言させて頂いた後に、オンラインで反芻しています。文法的に怪しい部分があれば、その部分だけを別途演習するファイルも送信して、一緒に演習を行っています。強調構文や使役動詞の諸相、no matter how~ の類の構文演習ファイルなどは、使用頻度が高いですね。勿論生徒さんが調べた意味も写真に写っていますので、長文読解でも、どの語をどのような意味で調べたか、どこを区切って読んだかなども含めて把握させて頂いております。また、この努力があるからこそ、生徒さん方の偏差値を20以上も爆上げさせることができているのです。

  超爆上げ生徒さんの一例としましては、一浪で東京慈恵会医科大学医学部医学科に進学した元生徒さん(現・大学3年生、ご家庭及び生徒さんとは中学時代よりお付き合いがありました)は、高三卒業目前に勉強をおうけしてから9か月間で、河合全統記述模試の英語の偏差値が「35の超爆上げ」という奇跡を起こしました。偶然にもこの文面を見て頂いている生徒さん、ご家庭に於かれましても、是非、爆上げを体感して欲しいと念願しております。
  


[以下は「単品知識羅列主義」のマイナス面に関して、以前に作成した文面です。]
参考までに残してあります。

  「ここは大切だから覚えなさい」という言葉は、学校でも予備校でも先生方が頻繁に口にします。しかしながら、生徒にとってはそのような「大事である」事は既に解っているのであり、それらの重要な点がなかなか覚えられないから困っているのです。教科書や参考書に書かれている知識をそのまま披露されても、全く役に立ちません。私はこの様な教え方を、「単品知識羅列主義」と呼んでいます。
   この様な単品知識羅列主義による勉強を強いられては、1000の英語の文章があれば、1000通りの公式を覚えなければならなくなり、このような勉強では必ず限界に来てしまいます。

  代表的な表現に"no more than~" の類の比較表現があります。「たった~」というこれらイディオム的表現は、幾ら一生懸命に暗記しても大抵翌日には忘れてしまいます。やぎぬま塾では『否定辞の作用域』というごく当たり前の概念を紹介して、no と not、more と less の概念の違いを理解すれば日本語訳は自然に出てきますので、暗記せずに自然に日本語訳が出てくるように導いています。

  何点か挙げてみましょう。

(ア)以下は高校受験レベルですが、皆さん方はこの様な疑問に、学校や塾では即座に対応してもらえるでしょうか。

 (a) 皆さん方は、現在完了時制と過去時制の違いをしっかりと認識していますか。

 ・He has already gone to school. (彼はもう学校に行ったよ。)
  「彼はもう学校に行ったよ。」という日本語は過去の出来事ではないのですか。「過去」と「現在完了」とはどのように違うのでしょうか。

 (b) 「現在完了は When~?と一緒に用いない」とか「現在完了は特定の過去を表す語(句)と一緒に用いない」と教わりますが、何故だかしっかりと教わっていますが。

 × When has she gone to the United States?
  (彼女はいつアメリカに行ってしまったのですか。)
 × She has gone to the United States two months ago.
  (彼女は2週間前にアメリカに行ってしまいました。)

 (c) 過去進行形は「~していました」と教わったのに、下の例では何故「出かけるところでした」という意味になるのでしょうか。

  ・When he called me, I was just leaving.
  (彼が私に電話をかけてきたとき、私は出かけるところでした。)

(イ) 以下は大学受験レベルですが、「大切だから覚えなさい」とだけ教わり、お経のようにひたすら暗記する事が如何に能率が悪いかを認識しましょう。

  (a) no more than~, etc. の有名な構文ですが、比較級であるにも拘らず、何故「1万円ぽっきり」のような訳になるのでしょうか。 
  ・ He has no more than 10 thousand yen.
   (彼はたった1万円しか持っていません。)

  (b) put a hat on、put on a hat のどちらで可ですが、a hat を it に代えますと put it on は問題ありませんが、put on it は不可です。一体何故なのでしょうか。
 
   勿論発音上の問題も大きいのですが、日本語を母国語とする皆さん方にとっては、次の文の(  )内に、「は」が入るか「が」が入るかの判別は一目瞭然だと思います。

  ・昔々あるところにお爺さんとお婆さん(  )いました。お爺さん(  )山に木を刈りに、お婆さん(  )川に洗濯に行きました。

   英語を母国語とする natives が、put it on を英語と認知し put on it を英語から排除する能力は、将に皆さん方が瞬間的に「が」と「は」を区別する能力と同じなのです。これらの内容を十分に理解する事無しに、ただ暗記するだけの勉強では当然限界が来てしまいます。

   英語を母国語とする natives が生来持ち合わせているこれらの intuition(直感)を獲得すべく、暗記に頼らず概念として理解する事が如何に英語の伸びに関わるかを、やぎぬま塾の体験授業で実感して戴けますよう心よりお待ちしております。