やぎぬま塾 

           小中学生から医学部・東大・難関大を目指す塾長一人の教場
           英数柱に、(生物を除く)理化物古漢文小論文同時展開で、時間単価
           では学生さん並みのフィーでトップレベルの授業を展開しております
        

  ☎&FAX:042-708-8624  ロイヤルヒルズ玉川学園(金井2丁目25)教室 
                                      
最寄り駅:玉川学園前(小田急線)
  メールアドレス: rensei@yagisan.net   成瀬教室(12年5月7日に閉鎖  2020/05-07 更新
        
添削参考例:(高二当初の都立の生徒さん)
・当塾では、短時間で膨大な量の文章を綴っていますので、文章の雑さは斟酌してください。なお、生徒さん方には自由闊達に英文を綴って頂いております。
      
                     HOMEに戻る

「ご主人は近い将来退院しそうにありません。」

(Mさん試訳)The master of the house is not likely to leave hospital in the near future.  

(講評)全く問題ありません。回を追うごとに、英文が鋭くなっています。なお、go to school と言う表現同様に、「建物が存在する本来の目的のためにそこに行く」と言う意味では、」定冠詞 the が不要であると習ったと思います。現在も、「登校する」と言う意味では、go to school ですが、類似の他の表現に関しては、過去半世紀の間に大分緩くなってきました。結果的に、「退院する」を leave the hospital のように、(病院は二か所同時に入院することはありませんので、入院している病院がすでに確定していることから)定冠詞をつける表現も、現在は見られます。ただ、学校では、go to school(登校する)、go to church(礼拝のために教会に行く)といった、「建物が供する本来の目的のために、その建物のところに行く」場合は、冠詞無しでやってください。                          

(付加説明)be likely to~ も日本人はよく間違えます。要するに、be likely to~は、「ある特定の状況でしか使えない」のであり、普遍的、一般的な傾向を表す表現ではないということです。具体的には「今日の夕方は雨になりそうだ。」は、It's likely  to rain this evening. はOKですが、「日本では、6月は雨になる傾向がある/雨が降りやすい。」は一般的なことであり、likely で表すことは出来ないということです。一般的な傾向には tend to を用いて、It tends to rain in June in Japan. ですね。                

Cobuild の likely には以下の通り説明されています。             

1 You use likely to indicate that something is probably the case or will probably happen in a particular situation.  (恐らくその事実(事例)であるとか、あるいは、恐らくある特定の状況で起こるであろうことを示すために、あなたがたは likely を使用します。)

Cobuild の tend には以下の通り説明されています。             

[1]If something tends to happen, it usually happens or it often happens.
= be apt
   (何かが発生する tend to であるならば、それは通常発生するか、頻繁に発生します。)

・A problem for manufacturers is that lighter cars tend to be noisy.               

・In older age groups women predominate because men tend to die younger.         

・They tend to buy cheap processed foods like canned chicken and macaroni.