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 医学部英語長文読解の勉強法、攻略・学習法

英語は「左から右」にエネルギーが流れる言語です。関係詞を中心に、この英語の摂理を無視した勉強のために、多くの生徒さん方が報われないのです。また、医学部受験のための英語の勉強は、そのトピック性から「小論文対策」も同時に兼ねていることを忘れてはなりません。例えば、terminal care に関する長文が出題されて、最後の問題で「euthanasia[安楽死]に関してあなたの考えを綴りなさい。」という英語で回答を綴る問題が出された場合、皆さん方はどのように英語で自分の考えを綴っていきますか。この問題が初見であった場合、下手をすると一行も綴れないかもしれず、普段の英語長文の勉強の中で、如何にトピック性に重点を置いた勉強が大切であるかがご理解いただけるかと思います。

生徒さんとの勉強の一般的な流れですが、数学は数三までは授業の進捗状況を鑑みて、予習先取りを中心に勉強しています。英語も同様ですが、高二生(一貫校の5年生)に入ってからは大学入試に焦点を当てた勉強に移行します。流れとしましては、生徒さんに過去問題を中心とした課題教材を送信して予習を行って頂き、それを写真に撮って送って頂いています。そしてそれを印刷して詳細に拝見させて頂き、必要に応じてメールにより訂正をお願いしたり助言させて頂いた後に、オンラインで反芻しています。文法的に怪しい部分があれば、その部分だけを別途演習するファイルも送信して、一緒に演習を行っています。強調構文や使役動詞の諸相、no matter how~ の類の構文演習などは、使用頻度が高いですね。勿論生徒さんが調べた意味も写真に写っていますので、どの語をどの意味で調べたか、どこを区切って読んだかなども含めて把握させて頂いております。また、この努力があるからこそ、生徒さん方の偏差値を20以上も爆上げさせることができているのです。短期間で驚異的な成果を出した生徒さんの一例ですが、一浪で東京慈恵会医科大学医学部医学科に進学した元生徒さん(現・大学3年生)は、高三卒業目前から9か月間で、河合全統記述模試の英語の偏差値が「35の超爆上げ」という奇跡を起こしました。

医学部医学科を目指す中高生に於かれましては、高二に入った段階から少しずつ医学部医学科独特のトピックを擁する英文に触れていきますが、数行から10行程度の説明英文を読むことから導入し、やがていろいろなトピック英文を読んで行くことになります。(なおこの流れは、歯学部、薬学部、獣医学部、看護医療学部対策においても同様です。)導入時は、私たちの生活の中でも頻繁に耳にする医療用語、例えば、anti-aging「抗加齢」、cancer「癌」、antibiotics「抗生物質」、osteoporosis「骨粗鬆症」、placebo「プラセボ」、infectious diseases「感染症」、terminal care「終末期医療」、epidemiology「疫学」等多方面にわたり、基本用語に関係する入試英文を読んで行くことになります。また、睡眠の問題や、右脳、左脳の問題、five senses「五感」といった生活に密着した問題英文も、医学科合格を目指して、怒涛の如く勉強しなければなりません。

(上述の復唱となり恐縮ですが)直近では、現役の受験の最中の2月に英語の偏差値が40に満たない生徒さんをお受けして、勉強を根本的に見直した結果、一浪時の第三回河合全統模試では英語の偏差値が35以上も爆上げして75に達し、最も苦手な科目であった英語が最も得意な科目に激変しました。そして、2021年に、見事に私立医学科御三家の一角である東京慈恵会医科大学医学部医学科の正規合格を勝ち取りました。

古くは2013年に遡りますが、高二秋の河合全統模試の英語の偏差値が20台の生徒さんを、高二の冬からお受けして、一浪で大阪大学経済学部と慶應義塾大学商学部に合格することが出来ています。お受けした当初は、東京大学に二けた人数を合格させていた高校で学び、更にそれまで週三回も予備校に通学していたにもかかわらず、中一当初に学ぶ動詞の変化でさえままならず、何しろ「メイク、メイド、メイクン」でしたので、当時の悲惨さがご理解頂けるかと思います。

拙宅での勉強では、英語の偏差値20上昇は当たり前のように実現していますので、意欲がなかなか成績に結びつかない受験生に於かれましては、是非ともやぎぬまのアドヴァイスも求めては如何でしょうか。

私は勉強を通して生徒さん方と苦楽を共にする根っからの教員ですので、やぎぬまと勉強しないことが前提であっても、アドヴァイスはさせて頂きます。

是非、やぎぬまの圧倒的なパワーを満喫して欲しいと念願しております。